強実力Cardには、強み診断「私の強み~五源の導~」で扱う32の漢字と、その説明が書かれています。
このカードを普段から、従業員同士のやり取りや、お客さまとのコミュニケーションに活用されている、
「Laff(ラフ)ヘアデザイン」の峠一平さんにインタビューさせて頂きました。
強実力Cardの活用例や強みを通じたコミュニケーションなど、
強みを活かすヒントがたくさん詰まったロングインタビュー(全6回)です。
第3回は、強みを通じて「チームで働くための視点」についてお話を伺いました。
Laff ヘアデザイン (http://www.laff-hair.com/)
〒730-0051 広島市中区大手町1丁目5−18
Director. 峠 一平 さん
オシャレで落ち着いたセンスの良い雰囲気と、スタッフの方々の笑顔が素敵なお店。
口コミで、海外のお客さまも多く利用される。
〒730-0051 広島市中区大手町1丁目5−18
Director. 峠 一平 さん
オシャレで落ち着いたセンスの良い雰囲気と、スタッフの方々の笑顔が素敵なお店。
口コミで、海外のお客さまも多く利用される。


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朝礼の時間もそうですけど、コミュニケーションを大事にされているって思いました。「機会がないから」ではなくって、「ある機会を活かそう」とされているんだなと。
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得意不得意はそれぞれにあって、それを上手く活かしあえるように思っているんですね。
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そうですよね。当社でもよくお伝えするのが、強みが出過ぎてしまった時ほど、実際の所は弱みだろうと。表裏一体、まさにそのもので、弱みとして自分が思っているということは、何かしら行動に出していたりとか、やり過ぎちゃったという感覚があるからだと思うので。ということは自分にとって使いやすい、表に出やすいことには違いないと思っていて。そう思うと、弱みなら弱みで意識ができれば、コントロールする術も学ぶ機会があるはずですし。強みをどう使うか、どう活かし合うかっていう視点、すごく大事だなって思いますね。
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「極」ありませんでした?
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それだけ、ご自分の「策」、目標から立てている作戦を大事だと思えているからこそ、というのがあるんでしょうね。
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その「策」にカードを取り入れてもらえたのは、大変嬉しいですね。
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あ、私ですか。一番が「極」なんですね。
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こだわり、そうですね。ここだと思ったところを深堀りしたくなるというか。周りから見れば、「そこ、今そんなに力入れなくていいよ」っていうことでも、自分が気になってしまうことをやってしまいたくなる。
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ですね。中途半端で終わらせときたくない、という感覚が出過ぎてしまうことが自分自身もあって。働いていく中でそれが出すぎてしまうと、周りが見えなくなっちゃうので、そうならないようにと、気をつけているつもりではいるんですが、まだまだでしょうね。そういう時に、自分の中の他の強みとか、周りの人の強みに助けてもらうっていうのが、ひとつのやり方なんだろうなと思っていて。お話を伺っている中でも、他の方と一緒に活かし合うっていうのが。
スタッフも成長が見えた時に喜べるというか。今まで一人の目標ができればよかった、なんかそれが「与えてもらうより、与えてあげる」っていうことなのかなと。やっぱり与えてもらうより、与えてあげる側になっていかないといけないのかなと。全部自分で手柄を取ろう、売上を自分一人で上げてそれが丸々入る、っていうよりも、スキルだったり、技術だったり、考えがあるんだったらそれをシェアして、売上を上げられるようなスタッフがもっと増えていけば、自立して人にコントロールされなくても独立独歩、歩いていけるような人を、人材を育てたいとか。そういう考え方に変わってきたというか。
今まではワンマンで、自分の売上が一番上げればいいって思ったんですけど、今はみんながうまくいくような思考、お店の売上でいくと、今4人いるんですけど、一人が「100」「100」「100」「100」、そしたら「400」。例えば、それを僕が「200」、他のスタッフが「100」「50」「50」ってなるよりも、上手く「100」「100」「100」「100」ってなったほうが、自分の仕事の量も減らせるし、その分ゆとりが出来る中で、お客さまにもむらなく接客に入れるし。そういう点で、人を育てたりとか、やる気を出させていくっていうのがすごく大事だなって。彼女(奥様)も強み診断やってもらって。「育」が一番でした。
[奥様]ありがとうございました。「育」でした!
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ありがとうございます!じゃあその今おっしゃったことも、一緒に協力していけば。
(インタビュアー 株式会社C’s PORT 崎山)
それぞれの違いも「強み」から出てくるし、強みと弱みは表裏一体。
お互いの強みが違うからこそ、それを補い合うことで、
全体で一緒に成長していく姿勢が自然と生まれてくるようです。
第4回では、強みを通じて「自分を客観的に振り返る」効果についてお聞きしています。