Laff 峠一平さんインタビュー ~強実力Card 活用事例~ 【第2回/全6回】

強実力Cardには、強み診断「私の強み~五源の導~」で扱う32の漢字と、その説明が書かれています。
このカードを普段から、従業員同士のやり取りや、お客さまとのコミュニケーションに活用されている、
「Laff(ラフ)ヘアデザイン」の峠一平さんにインタビューさせて頂きました。

強実力Cardの活用例や強みを通じたコミュニケーションなど、
強みを活かすヒントがたくさん詰まったロングインタビュー(全6回)です。

第2回は、強実力Cardを「コミュニケーション・ツール」として活用されているお話を伺いました。

Laff ヘアデザイン (http://www.laff-hair.com/
 〒730-0051 広島市中区大手町1丁目5−18
 Director. 峠 一平 さん
34.394377,132.454784

オシャレで落ち着いたセンスの良い雰囲気と、スタッフの方々の笑顔が素敵なお店。
口コミで、海外のお客さまも多く利用される。




メニューバー3
[131118]強実力カード HPロゴあと、コミュニケーション・ツールとしても使える。例えば、朝礼って下手すると、作業というか、定例なものになっちゃう。その中で、カードを引くと、毎日違うものが出るし、おんなじ時っていうのもあって。それが、不思議なんですよね。カード、あれって全部で何種類あります?
    32あるんですよ。
32あるのに、毎日やってても、まだ出てないカードもあるんですよ。
    ああ、そうなんですか。いつ頃からされているんですか。
もう2ヵ月経つんですけど、出てないカードもあったりして。その中で思ったのは、なんか無意識のうちに引くカードが、全員なんとなく毎日似たようなのが出るんですよね。うちの店で言うと、「誠」であったり、「義」だったり「信」とか、あとは「等」とか。ああいうのがよく出るんですよね。なんかこれって意味があるんかなって思っていて。

あと、コミュニケーション・ツールっていうのが、スタッフ同士の会話とか、営業中ってなかなか僕ら取れなかったりするので。
    お客さまとの会話が中心ですもんね。
そうなんですよ。雑談とかもなかなかすることもなく、あと上下(1階・2階)にも分かれているので。ずっとそれが続いていくと、コミュニケーションのスタンスっていうのがちょっとずつ崩れていくというか。
    ああ、そうですよね。そばに居ても直接話することがない。
そう、会社ってそうなってくるかもしれないじゃないですか。そういう時にこの強みのカードで、そこを「触れる」というか。「これ昨日と一緒じゃん」とかっていう、どうでもいいような会話でもコミュニケーション。みんなで一つのことをやるっていうだけでも、ちっちゃなチームワークも生まれる、っていう点で活用しています。
    共通のものを使っているからこそ、互いに触れ合ったりとか。
そうそう。毎回出るものが毎日違うし、一緒だったりした時の不思議な感覚というか。
    出てないのがあるっていうのが、逆に出やすいものがあるっていうことでもあるんですよね。
確率としては同じはずなんですけどね。

メニューバー4
    特に印象に残っている字はありますか。
「誠」っていうのがよく出るんですよね。あの漢字のつくりについてもスタッフと話たりするんですけど、「言えば成る」。
    ああ、なるほど。
「有言実行」というか、目標をみんなの前で口に出して言うことにも繋がるのかなと思って。例えば、将来どうなりたいかとか、自己実現するためにどういう理想像を自分が持っているかっていうのを、持っていても口に出して言わなかったら、不思議とそれは実現できないと思うんですよね。待っててそれが天から降ってくるわけでもないし。言わずして、自分が勝手にそうなっていることもないと思うんですよね。

何かしら人に言ったり伝えることで、「あ、そういえばこういう情報あったよ」とか朝礼で言ってあげたり。朝礼でないにしても、その人の喜びを喜びと感じる時って、いいと思うんですよね。その「誠」っていう字、いろんな意味合いがあると思うんですけど、やっぱり「言って成ること」。ちっちゃな目標を言うことで、達成できた自分で自分をしっかり褒めてあげようねって。例えば、「ダンディーな接客」ができたら、「一日それで十分良い仕事したよ」って。お客さまが0あっても、10人であっても、自分で言ったことができていればOK。10人しようがそれができなかったらダメだし、0人でもできていたら、「すごい良い一日だったじゃん」ってなるように。

カードを引くことによって、いろんな意識とか、お客さまと急にその「誠」っていう話になったりとか。
    ああ、直接言葉に出してなくってもですか?
なんか、お客さまが急にそのワードを言った時に、「あ、今日引いたカードだ」みたいなこともあるんですよね。会話の中で偶然に生まれてくる話題が引いたカードと一致することもあれば、引くことで無意識に意識するんですかね。
    そうですね、ふとした瞬間に出てくるんでしょうね。
そうそう、ずっと意識しているわけじゃないんですよ、ぱっと「あ、それ今日引いたやつだ」とか。意識レベルの中でそういうのがあったりすると刺激になるというか。
    引いてなければすっと流してしまっていたものが、自分なりの意味合いを考えるきっかけにもなっているのかもしれませんね。
そうなんですよ、考えさせられるというか。
    そうですか、一日過ごして、目標や考えたことを次の日の朝礼で振り返ったり。
フィードバックして。「意識できとったね」とか「良かったじゃん」みたいに褒めあって。そうすることで自尊心も高まるし。

(インタビュアー 株式会社C’s PORT 崎山)




一緒に働く仲間同士のコミュニケーションをより良いものにしたいという峠さんの思いが伝わってくるようでした。
強みに焦点を当てることで、前向きな話がしやすくなるという効果を実感されているようです。

第3回では、強みを通じて「チームで働くための視点」をお聞きしています。

≪ 前のページ123456次のページ ≫



  • 強み診断「私の強み~五源の導~」については、こちらから。
  • 強実力Cardについては、こちらから。
    ※ 強み診断「五源の導」をセットでお求めやすい料金でご提供するキャンペーンを実施中です!(6月30日まで)