強みを使ったコーピング


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診断の結果を元に、個人個人の強みに合ったコーピングをお伝えいたします。

愛(あい)

「愛」が強みの人は、誰かに何かをしてあげたい、という思いが強い傾向があります。その思いが生かせる仕事だったり、機会があったり、それを相手が受け入れてくれるとストレスはたまりませんが、人と関わることが少なくて、自分がしてあげたいと思うことを受け入れてもらえないと悶々としたりしてしまいます。自分が役立っていないように感じ、やりがいを感じないかもしれません。
そんなときには、身近な人と話をする、ペットや植物の世話をするなどしてみてください。「触れること」 があなたのキーワードです。たわいのないおしゃべりをする時間もいいものです!何より、たまには、あなた自身に愛情を注いでみましょう。

勇(いさみ)

「勇」が強みの人は、前に前に向かっていきたいので、変化がない日々はストレスがたまります。最もストレスがたまるのは、自分が納得いかないことに出くわしたときです。そのことに対して意見が言えたり、それを受け入れてもらえるといいのですが、意見が言えなかったり拒否されたりすると内にこもって自ら無気力になろうとします。エネルギーを一気に前に出してしまう「勇」ですから、無気力になっ た時にはエネルギーを蓄えることを意識しましょう。ゆっくり休むというより自分の好きなことに熱中する、心が躍る場所に行くのがいいでしょう。自分のために時間を使うことです。そんな「勇」のキーワードは「エネルギーを生み出す」です。

癒(いやし)

「癒」が強みの人は、人や何かを評価したり、厳しいことを伝えたりすることが苦手です。そういった場面になると、たちまちストレスを感じてしまいます。心がざわついてしまい、なんだか疲れ果ててしまうかもしれません。
そんなときのあなたは、自分がリラックスできる環境を整えることが大切です。自分のための時間を取 りましょう。短い時間でもいいので、あなたの好きなことをする時間、ゆったりと過ごす時間を確保してください。「自分を癒す時間をとる」を、あなた自身へのセルフメッセージにしてみてください。そうすることで心が安定し、周りの人の気持ちをより温かくすることができます。

敬(うやまい) 

「敬」が強みの人は、「尊敬」「礼儀」を大切にしている人です。だから失礼な人や、無礼に感じる出来事 に遭遇すると、ストレスがたまりやすい傾向があります。そして、そんな人とはあなたの方から距離を置 こうとします。そんなときは、怒りを鎮めるためにゆっくりと呼吸をしてみましょう。失礼な人からちょっと距離を置こうとするのは、良いストレス対処法です。その場からそっと離れましょう。
また、「敬」が強みにあると、人を尊重するあまり、あなた自身から他人への距離を縮められず、ちょっ とした疎外感を感じることもあります。疎外感を感じたときには、思い切ってあなたから声をかけましょ う。「プラスアルファの一言」という言葉を、あなた自身に送るメッセージとしてみてください。たとえば、日常の挨拶の後に、お天気や趣味のことを聞いてみるのもいい方法ですよ。

恩(おん)

「恩」が強みの人は、感謝の心を常に持っている人です。自分が感謝の気持ちを伝えることができなか ったり、感謝の言葉を表現しない人がいたりすると、心が乱された感じを持ちます。また必要以上に恩を 感じてしまい、何かしなければと心をくだき過ぎて疲れてしまうこともあるかもしれませんね。
そんなときは、声に出していつも以上に感謝の気持ちを伝えることで、胸につかえていたものがすっき りするはずです。また、毎晩寝る前に1日を振り返って、感謝したい場面を思い出すのもいいでしょう。 何より「ありがとう」を10回以上口に出してから眠ることをお勧めします。あなた自身に語りかける言葉は、もちろん「ありがとう」です。がんばっている自分にも優しい言葉を贈りましょう。

気(き)

「気」が強みの人は、人の心に敏感で、人と一緒に喜んだり悲しんだり、感情に寄り添うことができる 人です。ただ敏感すぎるゆえに、気を使いすぎてしまいます。そうなると自分と他者との適度な距離が保てなくなり、気になりすぎてやらなくてはいけないことが手に着かなくなり疲れ果ててしまいます。
そんなときは、他者ではなく自分の気持ちに目を向けてみましょう。「私は・・・」を主語で考えてみま しょう。自分の気持ちに目を向けて、自分の気持ちを丁寧に大事にすることです。疲れ果てた時の「気」の 充電ができます。あなた自身に「私が主役」と語りかけてみましょう。

義(ぎ)

「義」が強みの人は、道理やルールを大切にします。それが疎かになっている場面や環境に出会ったりすると、怒りがわいてきたりしてストレスを強く感じることがあります。また筋道を通したいがゆえに頑なになったり、エネルギーがある人は思いとは別に独裁的になったりすることもあります。
そんなときは、今の自分にとって本当に大切にしなければならないもの、優先しなければならないものについて考えてみてください。そうすることで、自ずとストレスを回避する道が見えてきます。「大切なものは何か」をあなた自身に語りかけてみてください。

極(きわみ)

「極」が強みの人は、最上を目指す人です。だから、いい加減にすることができません。しかも、全ての ことに対して最上を目指します。「まだまだ」とか「もっと」という言葉を自分に投げかけていないでしょうか?自分を追い詰めて自己否定感を持つ方もいるでしょう。
最上を目指すことは素晴らしいことです。しかし、全てに最上を目指そうとすると、1 日の時間は限られていますし、全てを最上にすることはできないのが現実です。「そこそこ」とあなた自身に語りかけてみてください。最上を目指すものと、「そこそこ」を目指すものを分けてください。何割かの最上を目指すものに、あなたの大切なエネルギーを注ぎましょう。

謙(けん)

「謙」が強みの⼈は、⾃分が主役であることよりも、脇役であることを好みます。そんな「謙」が強みのあなたは、前に出ることや真っ先に意⾒を求められる場⾯が苦⼿です。意⾒がないわけではないのですが、⾔わなくても済むのであれば、そちらを選びたいのです。また、自分より他者を優先してしまうので、自分の意見や思いをおざなりにしてストレスをため込んでしまいます。そんなときは、一人になって自分の考えをそっと「自分の言葉」にしてみることをお勧めします。自分の考えを大切にするからこそ他者のサポートができます。考え抜かれた「謙」の人の言葉は他者の心に響きます。


志(こころざし)

「志」が強みの人は、常に何かに向かって進んでいます。その何かが見つからない、または何のためにするのかがはっきりしない時には、迷路に入っている感じがしてストレスになるかもしれません。
そんなときは、意図的に小さな目標を考えましょう。「今日、1日の終わりにあのお店に行っておいしいものを食べる」「ジムに行く」「誰かと会う約束をする」などもいいですね。そして、その目標を実行してください。それを積み重ねることで、ストレスがかかったときに自分をうまくコントールすることができます。あなたのキーワードは「小さな目標」です。

策(さく)

「策」が強みの人がストレスを受けているときは、自分の思いを達成しようと「策」を駆使するがゆえに、目的と目標が揺らいでしまい、周りをコントロールしようとあれこれ言葉を使いますが、外からは空回りしているように見えます。自分でも負のスパイラルに入っている気がするときには、いったん頭で考えることを休みましょう。ぼ~っと窓の外の景色に目をやるもよし、おもいっきり計算問題やクロスワードなどに没頭して取り組んで、他のことを考えられないようにするのも1つの方法です。空回りしてしまっている脳を休ませることが大切です。キーワードは、「思考を停止させる」です。

情(じょう)

「情」が強みの人は、とにかく感情が豊かな方です。だからこそ、周りの感情やいろいろな情報も受け取ってしまいがちです。必要以上の感情や情報を受け取った時に、自分でもどうしていいかわからなくなって、ストレスを感じることがあります。
そんなときは、まずは、「ゴミ(不必要な感情や情報)は拾わない」と心に決めてください。拾ってしまった場合にも、すぐにゴミ箱に捨てるか、いったんどこかにしまっておくイメージをしてください。様々な感情に名前をつけて話しかけるのもいいですよ。あなたがあなた自身に語りかける言葉は「落ち着いて」です。

信(しん)

自分と他者への信頼、それが「信」の強みです。だからこそ、自信がなくなったり、信頼を裏切られたと思うようなことがあると、落ち込んでしまったりすることがあります。もうダメだと思うこともあるかもしれません。
そんなときは、自分の中に引きこもらずに、誰かに話をしましょう。「信」という字は人偏(にんべん)に「言」と書きます。人に語っていくことで、自然に自分のストレスの原因の見え方が変わってきます。語りながら自分なりの自信に向き合いましょう。キーワードは「自分を信じる」です。

創(そう)

「創」が強みの人は、同じことを続けるよりも新しいことを始めるのが大好きです。何の変化もないことをずっと続けなければならなかったり、決まったことを決まったようにしなければならなかったりしたときには、新しいことを生み出すことができないので、ストレスがたまります。
そんなときは、例えば仕事なら、小さな変化や工夫を付け加えましょう。新製品と言われるものを買ったり、これからを想像させるような雑誌を読んだりするのも役に立ちます。いつもと違う工夫をすることがストレスを緩和させ、仕事を面白くさせます。「新しい」「新たな」があなたのキーワードです。

起(たつ)

有言実行が「起」の強みの真骨頂です。そんな「起」が強みの人が動かずにじっとしている、ああでもないこうでもないと机上の空論ばかりの会議が多いということになると、大きなストレスになります。イライラしているかもしれません。
そんなときは、あなたができることから動きはじめましょう。考えることはとても大切です。しかし「起」が強みの人は、失敗をもエネルギーに変えることができる人です。まずは一歩でも動き出しましょう!その一歩にチャンスを見出せるのも「起」が強みの人です。あなたのキーワードは「動く」です。動くことで目の前の霧がパーッと晴れていくのを感じると思います。

慎(つつしみ)

「慎」が強みの人は、じっくり考えて行動する、というその「じっくり」のスピードに特徴があります。そのスピードを乱される、例えば納得がいかないうちに動かなければいけないとなると、混乱して動けなくなります。
そんなときは、いったん立ち止まって、自分本来のスピードを思い出して一息つくことが大切です。また、「慎」の人は慎重すぎて優柔不断になっていることもたまにあるので、いつもの自分と違うスピードに乗ってみるのもひとつの良いアイデアです。たまには違うスピードで動くのも、意外な自分の側面を見せてくれますよ。あなたのキーワードは「自分のスピード」です。

包(つつむ)

「包」が強みの人は、常に周りに意識を配っています。そして、うまくいっていないような人には、ついつい手を差し伸べてしまいます。それを受け入れてもらえればいいのですが、お節介だと拒否されたり、疎遠な人間関係の中にいたりするとストレスがたまる傾向があります。
そんなときは、ひとりで寂しさを感じていないで、信頼できる人と話や食事を一緒にするなど心地良い時間を過ごしてください。キーワードは「自分が包まれる」です。ストレスを感じるときは、自分が包まれる空間に身を置いてみましょう。それは何も人とは限りません。自然、心地よい風にふかれてみるのも役に立ちます。

解(とく)

問題解決が好きな「解」が強みの人は、「正しいか」「それは確かなことか」ということにこだわります。理由がわからない、根拠がはっきりしないことに対して納得がいかないと前に進めません。すぐに動かなければならないことにストレスを感じます。そうなるとよけいに些細なことが気になって、ますます動けなくなってしまいます。動けないと仕事の抱え込みが起きているかもしれません。
そんなときは、遠くの景色に目をやりましょう。深く掘っていくのもいいですが、ずっと下を向いていた顔を上げて、全体像を見るようにしましょう。そうすることで、何を明らかにしたかったのかが明確にみえてくるはず。気分転換のためにも「顔を上げる」を実行してみてください。

望(のぞみ)

「望」が強みの人は、常に遠くをみています。その時間がこの上なく大切な時間でもあります。そんな「望」の人がストレスを感じるのは、目の前のことだけに集中しなければならない時です。今やっていることが何につながるのか、何のためにこの仕事をやっているのかを見失うと、大きなストレスを感じます。
そんなときは、目の前の仕事とちょっと距離をおいて、その先に目をやってみましょう。仕事のことで未来が見えにくいときは、プライベートでもいいので、ちょっと先の未来を考えてみましょう。外に出て、実際にあなたの目で遠くを見てみるだけでも変わってきます。キーワードは「先を見る」です。

拝(はい)

「拝」が強みの人は、受け容れることが上手です。起きたことは起きたこと、起きなかったことは起きなかったこととして、受け容れることができます。そんな「拝」の人がストレスを感じるのは、自分の心が乱れているときです。心配ごとがあったり予期しない出来事に遭遇したり、不安はもっともストレスを与えます。
そんなときは、まさに「神頼み」がストレスを和らげます。神社仏閣をゆったり訪れるのもいいですね。会社にもきっと神棚があると思いますので、拝んでみてください。朝起きて太陽を拝むことも効果的です。乱れた気持ちを落ち着けるためのキーワードは「頼る」です。

育(はぐくみ)

人と自分の「成長」に喜びを得る強みです。特に人の成長に強い関心があります。学びの情報もいつの間にか手にしていますが、その情報が役に立たなかったりすると、ストレスを感じやすいです。また、人と距離を置かれる、または人と関わることが少なくなることにも、ストレスを感じやすい傾向があります。孤独を感じることもあるかもしれません。
そんなときは、あなた自身の成長に焦点を当てたり、植物を育てたりするのに関心を向けることがおすすめです。植物が育っていく様子を楽しみましょう。植物に水をやるがごとく、あなた自身に栄養を与えましょう。そうすることで、自然に他者の成長に関わる機会が訪れるかもしれません。キーワードは「水(栄養)をやる」です。

率(ひきいる)

「率」が強みの人は、周りをまとめていくことができます。⾃分の意志に反して従わされることに⼤きなストレスを感じます。ストレスがかかると独断的になったり攻撃的になったりすることもあります。そんな時は、「率いるもの」「率いないもの」を明確することが役に⽴ちます。すべての者を率いることは、何の意味もないことです。また、「率」が強みの⼈は、どんな立場にいても影響⼒がありますから、⾃分の居場所である場合は、その影響⼒が⾃ずと発揮されていきます。⾃分⾃⾝に「何を率いたいのか︖」を語りかけてみてください。

等(ひとしき)

「等」は「公平であること」に価値をおく強みです。不公平を感じる場面や出来事に対して、ストレスを強く感じます。怒りが湧いてくることもあります。また、公平さに神経質になってしまい、がんじがらめになったように感じることがあるかもしれません。
そんなときは、いつもと違うことをすることをお勧めします。いつもクラシック音楽を聴いているならジャズを聴いてみる。静かな場所が好きな人は、思いっきりにぎやかな場所に行く。いつもなら手に取らない本を選んでみるのもいいかもしれません。キーワードは「いつもと違う」です。新たな気づきが生まれ「公平さ」の本質が生かされてきます。

誠(まこと)

「誠実であること」、これが「誠」の強みです。いつもそのことに⾃然に意識を向けて⾏動しています。だからこそ、不誠実な態度に出会ったときや、⾃分の誠実さを率直に⽰すことができなかったときには、ストレスを感じる傾向があります。⾃分の⾏動を情けなく感じることもあるかもしれません。そんなときは、「それでよかった」と⾃分に⾔い聞かせましょう。今できる精いっぱいの誠実さが伝わらなかった、または⾏き過ぎたこともあるかもしれません。不誠実な態度にイライラしたかもしれませんが、「それでよかった」と前を向きましょう。キー ワードはもちろん、「それでよかった」です。

学(まなび)

「学」が強みの⼈は、⽂字通り学ぶことが⼤好きです。学ぶ場所や機会を得ることで元気になります。反対に学ばなかったりそういう機会がないと、停滞したり枯渇したように感じて不安になることがあります。また、学ぶ機会を多く取りすぎることで、⾝体が疲れてしまうこともあります。 ⾝体が疲れ果てるほど学ぶ機会を持つことは、本来の学びではありません。学びを整理して学びに計画性を取り容れましょう。ゆとりをもって学ぶことで喜びを得ることができるのが「学」が強みの⼈です。時にはいつもと違う学びを取り⼊れると、思わぬ学びが広がっていき、⾯⽩さが増していきます。キーワードは「計画的に学ぶ」です。

雅(みやび)

整っている、美しくあることに価値をおく強みが「雅」です。自分の中で、バランスが悪いものがあると気になって仕方ありません。こだわりが強いのも「雅」が強みの人です。好き嫌いもはっきりしているので、苦手な人が意外に多くストレスがたまることがあります。
仕事が忙しいからと自分の時間をとることを疎かにしないようにしましょう。自分の心のバランスをとるためにも、時間をとって絵画鑑賞や音楽会、または自然の中でゆっくりと時の流れを感じたりしてみてください。人によっては、好きな洋服を選んだりするのもいいでしょう。キーワードは「こだわる時間をとる」です。

柔(やわら)

「柔」が強みの人は、柔軟で臨機応変に物事を考えることができます。言い換えれば、柔軟にできない事柄や、がんじがらめになることを嫌います。自由度が必要な人ですが、そんな態度が周りからはいい加減に見えることがあり、その違いがストレスになります。
そんな時には、変えることができないものには淡々と向き合いましょう。自由度がないことで身体までも固まらないように、ストレッチをすることをおすすめします。柔軟な思考を育むためにも、汗を流したり身体を動かしたりしましょう。キーワードは「ストレッチをしよう」です。

結(ゆい)

結が強みの人はコミュニケーションが得意です。他人ともすぐに仲良くなれるのは、この強みがある人です。周りに人が多く集まり、そのつながりがまた新たなモチベーションを生み出します。だからこそ、つながりが切れたり、ちょっとギクシャクしたりすることがストレスになります。
「結」が強みの人はたくさんの相談も受けるかもしれません。そんなときには、誰かの悪口などは自分の中に取り込まないように聞きましょう。「あなたはそう思っているのね」と相手の話を聞いてください。同僚との間で誤解があったなら、あなたから声をかけて話し合いましょう。「先にアプローチする」があなたのキーワードです。

優(ゆう)

「優」が強みの人は、人に親切です。人の困ったことに真っ先に気が付き行動します。しかし、優しくあろうと無理をしてしまうこともあります。厳しい言葉を他者に告げることが苦手です。厳しさを求められるとストレスを感じます。さらに、自分に向けられた厳しい言葉に弱く気持ちが沈んでしまいます。
ストレスを感じたときは、思いっきり自分に優しくしましょう。優しくない自分を許すことです。わがままに振る舞ってみるのもひとつの方法です。優等生という言葉は好まないかもしれませんが、あなたはいつのまにか優等生を目指しているかもしれません。優等生でない自分を受け入れると、気持ちが楽になります。あなたのキーワードは「許す」です。

陽(よう)

「陽」が強みの人はとにかく前向きで明るい人です。その明るさが曇るときは、身体がくたくたに疲れているときです。心はポジティブに作用しようとしますが、身体がついていきません。自分の身体と向き合いましょう。
そんなときは、何といってもひたすら身体を休めることです。ニュートラルなときがあっても問題ありません。太陽は沈んでも、また昇ってくるので安心して身体を休めてくださいね。休むことでエネルギーは身体の中から湧き出てくるはずです。あなたのキーワードは「ひと休み」です。

律(りつ)

「律」が強みの⼈は、計画を⽴てその通りに実⾏したいと思います。「きちんとしたい」と常に考えています。きっとお部屋もきれいに⽚付いているのでしょう。それゆえ、規律が守られていないことや、無秩序感を感じるときにストレスは⼤きくなります。
しかし、「律」を強みに持つ⼈の「きちんと」に当てはまらない⼈や出来事が多いのが現実でしょう。
そんなときは、他⼈に焦点を当てたり期待したりしないことです。あなたはあなたの「きちんと」を実践していきましょう。周りの他⼈が、あなたの思い通りにならないことはわかっているはずです。また、たまには計画通りにいかないことも楽しんでみましょう。きっと新たな発⾒につながり、「律」が良い意味で強化されるはずです。キーワードは「⾃分に焦点を当てる」です。

和(わ)

対立せず穏やかであること、それが「和」の強みです。自然に周りを和やかにすることができます。そんな「和」の人がストレスを受けるのは、個々に結果だけを求められる場面です。プロセスを大切にしたい「和」が強みの人にとっては、追い詰められた感じがしたり、意見が言えず従うしかないといった気持ちになったりするかもしれません。
そんなとき、一人で抱え込まずに、周りの人に相談してみましょう。いつも周りを気にかけてくれているあなただからこそ、力になりたいと思っている人が必ずいます。また、必要以上に自分の意見を押し殺す必要はありません。自分の意見を大切にすることが、周りの意見を大切にすることになります。キーワードは「自分の意見を大切にする」です。