ひと筆申し上げます(三十・六・五 梅雨入り)

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先週末のことです


四年ぶりに「栄養指導」を受けるその日は 
数日前からの緊張がピークに達していました


「嫌い」ではないが「得意」ではない料理について 
向き合い方を根本から変えることになったのは七年前です


生命を維持するために欠かせない食事
空腹を満たすためだけでなく 
心身に幸福をもたらす食事


それが病いにより健康を回復するための重要な役割を担うことになり
留意すべき項目はいくつもありました


私にできるのか・・・との不安や迷っている余裕はなく
手探りの中 とりかかりました


一生懸命でしたが自信が持てず 毎食のテーブルを写真に納め
「ごはんノート」と名付けたそれにまとめ 
「栄養指導」の度にチェックしていただきました

「がんばり過ぎないでね」と優しく言われたこともあります


それらが何年か続く中 検査結果が「良好」で 私は
いつのまにか「ずぼら」になっていました


心を痛めたこと 健康を回復するよう願い 祈ったこと
励ましきづかってくれる人達に心から感謝したことなど
忘れたわけではないのに・・・


さて 四年経ったこの日 女性の栄養士さんは 
じっくりノートを見て丁寧な解説とお話をしてくださいました


そして「改善点はありません このまま続けてください」とのことでした
続いて 担当科では新任の女医さんが検査データの説明をしてくださり
「何も問題ありません」とのことで 胸をなでおろしたのでした


そして 食することの感謝を忘れることなく 
これからも精一杯心を尽くしたいと静かに誓いました


(三十・六・五 梅雨入り)

  
「庭の一隅」 ストケシアです

「ごはんノート」今では76冊目となりました



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