ひと筆申し上げます (三十・二・十三)

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ここ2週間は身の回りに
様々な出来ごとがありました


不安 祈り そして よろこび


中でも 大きなことは私の入院で 
わずか5日間とはいえ 
人生初の全身麻酔による手術で 
はじめてづくしの数日でした


全身麻酔・・・目が覚めないかもしれない・・・逃げ出したい 
しかし 担当医は柔らかい口調で 
穏やかなトーンで丁寧に説明をしてくださいました


予定時間より早く終了 気づけば病室でした


明るく清潔な部屋 ピンクのカーテンが見えました
家族の笑顔もありましたが 私は泣きました


さて その後は回復するばかりでしたが
夫 二女 妹は毎日見舞ってくれ
長女は「手となり足となるよ」と
大阪からかけつけてくれました


婿も甥っ子も そして義姉は
「明日 退院祝いに食べてね」と
お赤飯をこしらえて 南天の葉を添え届けてくれました 
お煮しめや果物までも


食事といえば ひとりになる夫のために 
長女 二女が手作り料理を容器に詰めて持参し 
いつもの食卓よりよほどごちそうを夫は楽しむことができました


病院生活にもすっかり慣れ 
2人部屋で2日間ご一緒した方とはすぐに打ち解けて
お互いに気遣い合い 先に退院する私を
涙を流し手を取って見送ってくださいました


毎日掃除に来られる方の手際の素晴らしさに見とれていましたが 
その方も握手して手を振ってくださり 
私はエレベーターに納まりました


数日前に抜糸され 
あとは“日にち薬”で快方に向かっています


実は 入院前に 大切なこと 
大切なものの収納場所など記しておいたのですが
それも大袈裟だったか・・・と笑いつつも無駄ではなかったと思うのです


今 改めて 病院の方々と 
家族の愛情のおかげと有難く感謝しています


(三十・二・十三)

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