立春を過ぎ 春隣り となりました
とはいえ 早朝の空気はまだ冷く リビングルームにあるのは
静けさとヒヤシンスの香りです
思わず深呼吸します
そして 幸福感に包まれて そこから日常が始まります
何ということはない ひとつひとつを丁寧に行いながら
地面から表れはじめたチューリップや鉢植えの小さな芽吹きに
いとおしさを覚えます
それから大切なひとときに 一服を点てて 至福
あなたに やすらぎをもたらすものは 何ですか
(三十・二・六)