8月23日の「処暑」のあと ひと時涼しさを感じましたが
快適なそれは朝だけで 依然厳しい暑さが続いていますね
とはいえ、ショッピングモールやデパートにはすでに「秋」が
ディスプレーされていて季節の歩みを感じます
さて友人たちとランチをしました
いつものお店でいつもの松花堂弁当
その黒い塗りの器の蓋に「青楓」が飾られていて 目にも涼しい演出に
おもてなしをこころを見て 和みました
そういえば 前回の7月の飾りは「やまもも」で 赤紫色の
まんまるの実が印象的でした
こうした季節ごとの気配りまでも「ごちそう」で
メンバーが全員揃うことのよろこびと共に
安らぎの時間を過ごすことができました
「おもてなし」は相手によろこんでもらいたい という一念で
するもの・・・「マナーのこころ」そのものと言えましょう
そんな気づきのあった数日後のことです
あるデパートの地下 洋菓子コーナーで素敵な接客を受けました
品選びに丁寧に応じてくださり
おすすめの品に決めて包装をお願いしました
すると、「お待ちいただく間に・・」と
お茶を出してくださり思いがけない心配りを遠慮なく
戴きました
このおもてなしのおかげで 喉を潤すことができたうえに
心も温まりまりました
そのあと文具店へ行きました
万年筆のカートリッジインクを求めてお店の方に持参した
見本を渡しました
暫く探され 途中から他のスタッフさんも加わって
賞品カタログをめくり・・・
ついに「当店では扱っておりません」とのこと
諦めかけたその時「ブルーではなく『ブルーブラック』なら
あります」と代案を出してくださり それをいただくことにしました
ありがたく思っているところに
「ご希望の品がなくて申し訳ありません」と頭を下げてから
「交換される際は ペン先を一晩水に浸けてから新しいものを
つけられるといいですよ」とアドバイスをくださいました
あの洋菓子店の女性店員さんも この文具店の方も
お店の方針に沿った「懇切丁寧な接客」だけでなく
ひとりひとりの「こころのプラス1」から発せられたものだと
思いました
その後の靴店でも同様でした
野菜売り場のレジの方もマスクをつけ ビニールカーテン越しであるにも
かかわらず 笑顔が届き 私は心に「ありがとう」をいっぱいすることが
できました
令和2年8月25日
雨の季節の「隅田の花火」です
炎天下に耐えていますよ
けなげです