ひと筆申し上げます(令和2年7月28日)

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今ごろは、東京五輪が華やかにスタートし
世界中に その喜びが花開いていたかもしれない・・・
なのに・・・

これは 7月24日「スポーツの日」の夜の想いでした

この日は 計らずも「開幕1年前」となったわけですが
各地で花火が一斉に上げられました
雨で中止になった鹿児島を除いた117か所で
約1分半 夜空に それは咲いたのです

私は実際に目にすることはできませんでしたが
ニュース映像から これを企画した人々
賛同して運営した人々の想いを偲び
天を仰ぎたくなりました

さて オリンピックのメイン会場では
23日 競泳の池江璃花子さんが登場し 
メッセージを読み上げた という
ニュースがありました

池江さんの白い衣装の立ち姿 まっすぐな視線
そして 清らかな声で紡がれたひと言 ひとことは
心に沁みこみました

【 「さまざまな人の支えの上に、スポーツはある。」
その感謝と尊敬を胸に、今日、一歩前に進みたい 】

と!
何という強く しかも謙虚で 
深く 美しい、メッセージでしょうか

あるアスリートは
「知らない人に 『がんばってね』と 声をかけられて
がんばっていいんだ、と思ったんです
本当にがんばります」と 話していました

今のような光明が見つからない日々にあって
苦悩と努力を繰り返し さらに積み重ねているのでしょう
心の内を知る由もありませんが、きっとそれを乗り越えていくからこそ
心身、技ともに強くなり 多くの人の感動を呼ぶのだと思います

「スポーツには一瞬にして人をひとつにする力がある」
と 言われる所以だと思います

陰ながら 変わらぬ応援を続けるつもりです

令和2年7月28日

2週間に1度、娘から届くブーケです
手にした瞬間から 心に幸福の灯がともります



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