「手紙」について考える機会が3回続きました
ひとつ目は
日頃から孤立しがちな高齢者にとって コロナ禍で
外出や人との接触が 一層減っている状況を知った
ある大学の学生さんたちが ひとり暮らしの方へ
手紙を送りました
受け取った人たちは 勇気づけられた と大変よろこんで
「お礼を言いたい」「返事を書きたい」・・・
「でも手が震えて字が書けない」 という人もあれば
ノートの切れ端に「ありがとう」と ひと言書いた人も
おられたそうです
学生さんのお手紙が心を温めたのですね
さて ふたつ目は
「このような時なので 会いたいのに会えない・・・
あの人は元気かな・・・家にいる時間が多い時だからこそ
手紙を書こう・・・しかし 普段書かないので何をどう書けばいいのか
さっぱりわからない・・・何から始めたらいい?」
というお尋ねがありました
まず、その素晴らしい思いやりに共感しました
そして こうお話ししました
「手紙には基本の形があるものの
相手との関係性を考え 礼を欠かず そのうえで
受け取る人を想像し 相手を想う心を素直に表現すれば
よいのでは?
『時候のあいさつ』も形通りではなく
身のまわりの自然を五感を通して気づいたことを
そのまま書いてみては?」・・・と
手書きのお手紙が持つ力は不思議なほど大きいと思うのです
いかがでしょうか
そして みっつ目は 昨夕の郵便です
孫娘からでした
休校明けを前に 大量の課題をやり終えて
初の料理に挑戦し 悪戦苦闘しながらも
母の手製のレシピに沿って完成させたこと
その体験から 母へ改めて感謝したことなど
イラストも描かれた実に楽しい1通で 心から嬉しく思いました
遠方に暮らす友人に 一筆書いてみよう・・・と想っているところです
令和2年6月2日
散歩道で初めて会いました
「ききょうそう」という名で 30センチほどの高さがあり
先端に青紫色の「桔梗」に似た花がついています
花言葉は「優しい愛」とのこと
またも 妹に教わりました
そして 娘からのいつものお花です