ひと筆 申し上げます (二十九・一・九)

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2017年 平成29年がスタートしましたね
あなたは、どのようなお正月を過ごされたでしょうか

私は、「日常」が一変してしまいました
外出先で転倒し、右手首を骨折したのです

日頃のあたりまえの動作が、まるでできない・・・たとえば、衣服の着脱、
台所仕事、結ぶ・結び目をほどく、キャップの開閉、文字を書く、などなど
身の回り、くらしのほとんどができないものです

自分にがっかりし、下を向いていました

ところが、想えば嬉しいことが山ほどあるのです
年末のため休診のところ、運よく救急外来で診ていただくことができ、
痛みがあるとはいえ、骨折は、1箇所でした

この不慮の出来事を知った友人たちは、
温かい励ましの言葉を電話やメールで寄せてくれました
また、ある友は、入浴の必需品といって、指先から肩までの腕カバーを送ってくれました。
そのうえ、添えられていたお手紙には、
「・・・でも、災難は去年のこと。時が過ぎて回復を待つのみですよ・・・」
とあるではありませんか
どんなに、勇気づけられ、明るい気持ちになれたことでしょう

すぐに駆けつけて、家事の一切をしてくれた家族たち、
慣れない家事全般、私の通院を支えてくれる夫、
次女一家は何度も来ては、食事の世話をはじめ、
細やかな気遣いをして助けてくれています
そして、大阪に住む長女から今朝届いた宅急便にはお惣菜の数々が・・・

私はなんと果報者かと、涙が溢れます

嬉しくてうれしくて、喜びが心の底から泉のように湧いてきます

今日もたくさんの「ありがとう」と「感謝」の一日でした

            (二十九・一・九)



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